ファスティングのやり方
ファスティングのスケジュール/準備食・回復食について
ファスティングのスケジュールは下記のとおりです。
【ファスティング3日の場合】
●準備食(2日間)
●ファスティング(3日間)
●回復食(2日間)
【ファスティング5日の場合】
●準備食(2日間)
●ファスティング(5日間)
●回復食(3日間)
また、ファスティングで大事になる準備食と回復食の基本は「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」。「マ=豆類」「ゴ=ゴマ類」「ワ=ワカメ(海藻)」「ヤ=野菜」「サ=魚(ファスティング前後は食べません)」「シ=椎茸(キノコ類)」「イ=イモ」これらを中心とした食事内容となります。
各期間の過ごし方
①準備食期
準備期間の日数は、毎日排便のある健康な方で少なくとも2日間は必要です。
ファスティング中に便がでなくなる方もいます。準備食期の食事に肉や魚などの動物性たんぱく質や油物が多いと、腸内環境の悪化につながってしまうため、少しづつ減らしていきます。また、腹7分目を目指していただきます。なるべく砂糖・カフェインの摂取も減らしていくようにしてください。
この期間の過ごし方を軽くとらえてファスティングに入ってしまうと、頭痛などの不調につながってしまいます。
②ファスティング期
この期間はファスティングドリンクと水を飲むだけなので、特に注意していただく点はありません。
③回復食期
この期間が最も大切といわれています。ファスティングにより腸内環境がリセットされているため、赤ちゃんの体に戻っている状態だと考えてください。急に固形物や高脂質・高カロリー食を食べてしまうと、内臓にかなりの負担がかかってしまいます。またせっかくのファスティングの努力も水の泡となってしまう可能性があるので、胃にやさしいお粥などから食事を始めていきます。ファスティング後は体の胃や腸の吸収力がスポンジのように上がっているため、アルコールなどにも注意が必要です。
1回のファスティングでダイエット成功を目指すのではなく、ファスティング後の食事の改善、そして定期的な断食を継続することで、痩せやすい健康的な体を手に入れることができます。