「太っているのに栄養不足の人」増えているそうです。
どういうこと??
簡単にいうと「食べている物の質に問題がある」ということです。
同じカロリーを消費していても食べている物の質が悪いと、きちんと栄養が取れていないことになります。
例えば
おかず少なめのご飯大盛り・牛丼・ラーメンライス・お菓子などなど。。
これらでお腹いっぱいにしていると、若い人はまだ良いです。消費エネルギーが大きいので糖質が必要ですから。。
ですが年齢を重ねてくると、あまり動かなくなって筋肉量が減ってきます。
それなのにタンパク質が少なくて糖質が多い食事は、全く効率が悪い食事でさらに太りやすい食事になります。
もしあなたも心当たりがあるようでしたら、最後までご覧ください。コレステロール値についても解説していきます。
コレステロール値が高いのに栄養不足とは?
ですが、「コレステロール値が高い=太っている=栄養不足」の人が増えているそうです。つまりコレステロール値で栄養が足りているかどうかは測れないということになります。
では何で判断するのか??
それは「アルブミン」「ヘモグロビン」の数値です。
栄養不足の人はコレステロール値は高いのに、この「アルブミン」「ヘモグロビン」の数値が低いことが多いです。
ヘモグロビンとは?
ヘモグロビンは主に鉄を含む「ヘム」とたんぱく質でできている「グロビン」からできています。このうち「ヘム」は酸素と結びつく力が強く、全身に酸素をいきわたらせる大切な役割を担っています。血液が赤いのは、このヘムが赤色素を持っているからです 。
貧血のほとんどを占める鉄欠乏性貧血。鉄の不足により、ヘモグロビンの合成が低下して起こり、女性に多く見られる。
アルブミンとは?
アルブミンは総蛋白の約6割を占める重要な蛋白で、100種類以上あると言われる血液中の蛋白で最も多い量を占めており、栄養状態の指標となります。
アルブミンは半減期(血中の濃度が半分に減るまでの期間)が 14~21 日と長いため、血液検査のアルブミン値は、約3週間前の栄養状態を反映しています。
アルブミンの正常値は4.0g/dl以上で、3.5g/dl以下を『低栄養』と呼びます。