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チョコレートの効果と商品比較

チョコレートの効果と商品比較

バレンタインの季節ですね。

患者さんからGODIVAの85%のチョコレートをいただきました。これがものすごく美味しかっったので、今回はチョコレートのお話をしようと思います。

以前にもお伝えしましたが、チョコレートは最近の研究では体に良いことが分かっています。

チョコレートの何が良いのかというと、カカオです。これがカカオポリフェノールと言って抗酸化作用があるのでそれが人の体にも良いということになるのです。

これは外国での研究を経て、2014年の日本における研究でも証明されました。

でも大事なことは、あの昔から食べ慣れている甘ーいチョコレートではなくて、カカオ70%以上のちょっと苦めのものになります。。

チョコレートは何からできている?

チョコレートの裏にある成分表を見てみると、カカオマス・ココアバター(カカオバター)・砂糖・乳化剤。大体こんな感じです。カカオマスはカカオを砕いた物。ココアバターはカカオから採れる油分。砂糖は甘みづけ。乳化剤はカカオと油を混ぜる物。
つまり基本的にはカカオと砂糖でできています。
カカオ70%以下のものは、これに香料や添加物が入っていたり、ココアバターの代わりに植物油脂が使われていたり、砂糖の記述が一番上にあり砂糖の量が多かったりします。
体にいい成分はあくまでカカオなのでカカオの量が多いものが体にも良いということになるのです。

チョコレートの効果

カカオポリフェノールと言われる抗酸化物質が体に良いとされています。これは植物が紫外線や外敵から守るために元々持っている成分です。これはほとんどの植物に含まれている物質です。が、カカオには他の植物の比にならないくらいの量が含まれています。赤ワインの10倍以上と言われています。

効果1
美肌(シミ・シワ・紫外線防止)・アンチエイジング
効果2
血管拡張による血流改善・血圧安定・心臓疾患
効果3
脳細胞の活性化・認知症・うつ・脳卒中予防
効果4
腸内細菌の餌になるので腸内環境改善
効果5
糖尿病予防・メンタル改善
効果6
ミネラル(鉄・亜鉛・マグネシウム)豊富

日本のチョコレート研究

このチョコレートの研究は外国では盛んに行われていました。そして上記のような結果が出ていました。そこで日本でもようやく、愛知学院大学と明治の共同研究が行われました。

2014年に350人を対象にした研究(72%のチョコレートを1日に5枚食べてその後の体の変化を研究したもの)。その結果が上記のチョコレートの効果と同じような結果だったために、2015年以降にこの高カカオのチョコレートがスーパーでよく見られるようになった。

商品比較

1GODIVA85%
2明治チョコレート効果86%
3明治ミルクチョコレート

GODIVA85%

カカオマス・砂糖・ココアバター・乳脂肪・乳化剤

チョコレート効果86%

カカオマス・ココアパウダー・砂糖・ココアバター・乳化剤・香料

明治ミルクチョコレート

砂糖・全粉乳・カカオマス・ココアバター・植物油脂・


これらの比較を見ても昔からある甘ーいチョコレートは一番最初に砂糖の記載があるように、砂糖と油の塊です。やはりチョコレートの効果を得るためにはカカオ70%以上のものを選ぶようにしてください。

もちろんたまには甘ーいチョコレートも食べます。今回、患者さんに手作りの生チョコも頂いたのですがこれも美味かったです。甘いものは人を幸せにしますから。。でも食べ過ぎはダメですよ〜





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