これは本のタイトルです。
けっこう衝撃的ですよね。これは2020年に発売された東大の微生物博士が書いた本です。本屋で見かけてすぐに買って読みました。
内容は実に簡単で
「花粉症は腸の炎症によって起こる」
↓
「腸の炎症を抑えるには酪酸菌が必要」
↓
「酪酸菌を増やすにはフラクトオリゴ糖を食べる」
これだけです。
だからこの本で紹介しているフラクトオリゴ糖を買って、去年自分で実験してみました。
さすがに私の場合は1日で花粉症が治ることはなかったですが、明らかに症状は軽くなりました(最も手っ取り早い方法はファスティングだと思いますよ)。
やはりこの先生も言っているように、腸の状態を良くしておくことが大切なようです。
花粉症は1日で治る
2なぜ花粉症になる人とならない人がいるのか?
3花粉症対策の9割は間違い
4フラクトオリゴ糖って何?
5100の病気が治った
酪酸菌が増えれば花粉症は治る
これは肌のシミやシワから自己免疫疾患などあらゆる疾患に共通することです。
花粉症の炎症症状は1型アレルギーという分類になります。そして大腸内に酪酸菌を増やすと、この1型アレルギーを押さえ込むことができます。
そしてこの酪酸菌を増やすためには「フラクトオリゴ糖」が最も効果が高いことが明らかになっているのです。
なぜ花粉症になる人とならない人がいるのか?
免疫細胞は大腸で増え、酪酸菌が作る酪酸が免疫細胞を増やします。ですから抗生物質などのような腸内を撹乱する物質によっても免疫細胞が減少し花粉症の症状も出現しやすくなります。
アトピー性皮膚炎も花粉症と同じ1型アレルギーです。つまり花粉症が良くなればアトピー性皮膚炎も良くなるのです。
うつの炎症は1型アレルギーとは異なります。ですが、免疫細胞が増えれば全てのタイプの炎症を抑えることができるので花粉症を治せば同時に良くなります。
高齢者の人も免疫細胞が減少傾向にあります。その最終段階がアルツハイマー病と言われています。
アトピー性皮膚炎やうつは、菓子パン・ハンバーガー・甘いスナック菓子・カップラーメン・コンビニ弁当などを頻繁に食べている人に多いと言われています。これらはビタミン・ミネラル・タンパク質不足が原因と言われています。
花粉症対策の9割は間違い
ですが、フラクトオリゴ糖などの食物繊維をとって酪酸菌を増やし、免疫細胞を増やせばアレルギー反応は発生しません。
レーザー照射術の効果は1シーズン。
舌下免疫療法はスギ花粉にしか効果がない。
杉の植林事業は全くの無意味。
酪酸菌を多く含む良好な腸内フローラを作れば全てのアレルギー・自己免疫疾患は良くなります。健康なうちから大腸の酪酸菌を増やして予防することが大切。
うつ・自律神経失調症・パーキンソン病などの脳の疾患も酪酸菌を増やすことで予防できるのです。
フラクトオリゴ糖って何?
そこで現実的なのはゴボウです。1日に必要量は1本。これも現実的ではないですよね。。そこでニンニク・玉ねぎ・ネギなどにも含まれるのでこれらをうまく組み合わせて食べるようにしてください。
100の病気が治った
腸とアレルギーの関係
つまり花粉症を治す方法は
1あなたの体に毒素を入れないこと
2毒素を排出すること
3腸の炎症を抑えること
です。
その一つの方法として、今回取り上げた「花粉症は1日で治る」と言う本では、フラクトオリゴ糖を食べて酪酸菌を増やして腸の炎症を抑えましょう。となるのです。
もしあなたが花粉症であるなら食事を見直すすごく良いタイミングです。すごくラッキーです。食事によってこんなに体に変化が見られるんだ。ということを実感する良いタイミングです。ぜひ試してみてください。