加工食品は食べ続けられます。これは食品会社の努力の賜物です。ですが現代人にとっては悪い方に影響を与えています。あまりの美味しさで止められないのです。それでは簡単にカロリーオーバーになってしまいます。
またこの自然界に存在しない加工食品は脳の機能を破壊してしまいます。６５キロの体重を６０キロに落とそうとしても加工食品を日頃から口にしていると、恒常性が強く働いてしまいなかなか落ちないそうです。

カロリーを落とすと体重は落ちます。ですがそのとき代謝も一緒に落ちます。これは最初に話したように摂取カロリーに応じて代謝量も決まってくるからです。つまり摂取カロリーが減ったら消費カロリーも減るのです。
その状態のまま摂取カロリーが増えてリバウンドしたとします。すると本来は代謝量も増えるのですが、代謝量が戻らない。と言う状態が起こっている場合があります。特にダイエットを繰り返している人に多く見られます。

この状態になるのを防ぐにはカロリーの質にこだわる必要があります。カロリー制限した際にきちんとバランス良くカロリーを減らさなくてはなりません。タンパク質や脂質の量が少ない人に多い症状です。

もしこの状態になってしまったら、一度３食きちんと食べて（加工食品はダメですよ）、代謝を上げることから始めて下さい。多少の体重増加は仕方ありません。

筋肉は糖を蓄えるタンクです。これが小さいとすぐに満タンになってしまい、脂肪になってしまいます。また筋肉が小さいとインスリンの感受性（効き）が低く、インスリンを大量に放出することになり脂肪へ蓄えやすくなります。ですから筋肉はある方が太りにくいのです。
一時的に運動をするだけでも、インスリンの感受性が上がり、脂肪になりにくい体を作ることができます。
ですから日頃から運動をして筋肉量をつけておくと太りにくい体になるのです。

ストレスを感じると人はコルチゾールと言うストレスホルモンを分泌します。これが血中に大量に放出されると糖尿病と同じ状態になります。つまりインスリン分泌が促されて脂肪を蓄えやすい状態を作ってしまうのです。また脂肪分解ホルモンである成長ホルモンの分泌も阻害してしまいます。
ですからストレスや睡眠不足が解消されない状態でのダイエットは効果がないのでそれらが解決した後に行うようにして下さい。

これらがなかなか痩せない人の理由です。ほとんどの人がこれらに当てはまっていると思いますよ。参考にして下さいね。