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オリゴ糖(太らない・ダイエット効果)

オリゴ糖(太らない・ダイエット効果)

先日患者さんに「オリゴ糖ときび砂糖やてんさい糖などの砂糖だったらどれが一番体に良いですか?」

という質問を受けました。

確かに今まで「砂糖」に関してはお伝えしてきたのですが、「オリゴ糖」に関してお伝えしてきませんでした。

何となく「オリゴ糖」は体に良いことを知っている人は多いと思いますが、本当にいいんです。

例えば「太りにくい」「腸に良い」「糖尿病に良い」「虫歯になりにくい」などなど。。

今回はこの「オリゴ糖」の詳しい内容をお伝えしていきます。

ちなみに私は普段使いで甘みを足すときは「フラクトオリゴ糖」を使っています。

オリゴ糖とは?

「糖」は単糖類・少糖類・多糖類に分けられます。その中で一般的な砂糖・ショ糖・加糖ブドウ糖液糖などが単糖類と言われ消化吸収が最も早く血糖値も上げやすく太りやすい糖になります。

「オリゴ糖」は、実のところ明確な定義はなく国内外の組織間で定義が異なっていますが、一般的には2~10個の糖が結びついた構造を持つものをいう場合が多いとのことで少糖類に分類されます。そのため一般的な砂糖に比べると難消化性と言われて、消化に時間がかかるので血糖値を上げにくく太りにくいと言われています。

ちなみに多糖類はデンプンなどの食物繊維を含んだ糖質で炭水化物のことです。

オリゴ糖の効果は?

1太りにくい(ダイエット効果)
2腸活(便秘改善)
3糖尿病予防
4虫歯になりにくい

太りにくい(ダイエット効果)

糖質には通常1gあたり4kcalのエネルギーがありますが、「オリゴ糖」は人の腸ではそのまま消化・吸収できない「難消化性糖質」であるため、比較的低カロリーであることが分かっています。かつてはノンカロリーといわれていましたが、近年の研究によってオリゴ糖は大腸で腸内細菌に代謝され「短鎖脂肪酸」となり大腸から吸収され、エネルギー源になることが明らかになりました。「短鎖脂肪酸」として吸収された場合、そのエネルギー量は、糖質として吸収された場合より少ないようです。腸内細菌叢や他の食事内容にも影響を受けるため、まだ全てのオリゴ糖に対して明確な値は算出されていませんが、例えば主にビート(砂糖大根)から分離精製して得られる天然のオリゴ糖であるラフィノースは1gあたり2kcalとされています。
また難消化性であることから血糖値を急激に上げないため太りにくいといえます。

たくさん食べても太らないというわけではありませんが、甘さを感じるのに砂糖よりも低カロリーなので、置き換えて活用するとダイエットに使える甘味料になります。

腸活(便秘改善)

「ビフィズス菌」は腸内環境を整える働きがある善玉菌として広く知られていますが、このビフィズス菌を増やすための良きパートナーこそがオリゴ糖です。食物繊維と一緒に乳酸菌の餌になって善玉菌が優位になるように働いてくれます。そのため便秘改善やアレルギーの改善に効果があると言われています。

糖尿病予防

オリゴ糖は消化酵素でほとんど分解されずに消化吸収されずに直接台帳に届くと言われます。そのため糖としてではなく脂肪酸として吸収されるので血糖値を上げません。そのため糖尿病の予防にもオリゴ糖は使われます。

虫歯になりにくい

オリゴ糖は甘味がありますが、虫歯菌のエサになりにくいと言われています。

オリゴ糖の摂り方

食事から摂るのであれば、バナナ・蜂蜜・きなこ・玉ねぎ・ゴボウ・キャベツ・ネギ・とうもろこし・ジャガイモ・ニンニク・アスパラなどに含まれています。

商品としては「オリゴのおかげ」「オリゴワン」などが有名ですが、オリゴ糖の含有量がそれぞれ14%・46%だそうです。またシロップになっているものは加工がされているものになるのでできれば粉末状のものの方がいいです。
私のオススメはフラクトオリゴ糖の「長沢オリゴ」です。これは花粉症にも効果があるとして発売されているものになります。

オリゴ糖は1日あたり5グラムを目やすに飲むと整腸作用があるとされています。ですが普段からお腹がゆるい人は少しづつ始めてみて下さい。





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