「生命の樹」「神の与えた食物」「クレオパトラも愛した」と言われる食べ物をご存知ですか?
これは日本ではあまり流通していない「デーツ」と言われるナツメヤシの実です。主に中近東で栽培されている植物になります。
とにかく健康効果が高く、医学的にも認められた食べ物だそうです。
例えば便秘・貧血・アンチエイジング・美肌・高血圧・メンタル・骨・視力・脳機能などなど。
その他にも最近では抗酸化・抗炎症・抗菌・肝臓保護・腎臓保護・抗糖尿病・抗腫瘍などなど。
とにかく効果効能がたくさんあるんです。。
今回はこのスーパーフードを紹介していこうと思います。
デーツとは?
世界のデーツ生産量(2019-2020年見込)は、世界のドライフルーツ生産量の37%を占め、他のドライフルーツとの比較では、レーズンと同量程度、プルーンの6倍近くにもなります。世界的に見ればかなりメジャーで圧倒的に多く利用されています。日本のデーツ輸入量(2019年度)は1,533tで、世界のデーツ生産量122.6万tのわずか0.125%にとどまります。
デーツは甘いのが特徴で、日本では、干柿に似ているとよく言われますが、産地や品種によって、甘味や食感も様々。味については、ナッツの風味がしたり、黒糖のようなコクのある深い味わいのものであったり。食感はといえば、餡子のようにトロっとしたものや、砂糖菓子のようにザクザクしたもの、キャラメルのようにねっとりしたものなど、水分量や糖分の割合などの違いでいろんなタイプがあります。
デーツの効果
・便秘
・貧血
・アンチエイジング
・ストレス
・視力回復
・医学的効果
便秘
デーツには、ごぼうと比較すると1.3倍もの食物繊維が含まれており、中でも不溶性食物繊維が豊富です。不溶性食物繊維は、腸の中で水を含んで腸を刺激し、便通を整える働きがあります。また有害物質を減らすため、大腸がん予防に効果があるとして期待されています。
貧血
アンチエイジング
ストレス
視力回復
医学的効果
ダイエット効果
急激に血糖値が上昇すると、血糖を取り込むためのインスリンが必要以上に分泌され、脂肪の蓄積が増えてしまいます。また血糖が高い状態が続くと、糖尿病のリスクも高まるので健康に良いことはありません。
またデーツは、ビタミンやミネラルといった代謝を促す栄養素が豊富なのにも関わらず、他のドライフルーツと比較してカロリーが低め(100gあたり266kcal)というのもダイエットに嬉しい特徴になります。
ですが一つだけ懸念材料が。。このデーツは糖質が多いのです。そのためいくらGI値が低いと言っても食べ過ぎは脂肪になるので注意です。
1日の摂取量は?
デーツはGI値が低いのでダイエット中の間食におすすめですが、やはり食べ過ぎには注意が必要です。なぜならデーツはその甘さが特徴である分、糖質が高いためです。
デーツの糖質量は100gあたり69.8g。またカロリーは100gあたり266kcalです。そのため1日の摂取量は、20~30g(糖質換算約17g、カロリー換算約65kcal)程度までがよいでしょう。デーツの種類にもよりますが、健康維持目的であれば、1日1~3個程度が目安です。
いつ食べるのがいい?
やや糖質の高いドライフルーツなので、食べるタイミングは朝か昼過ぎまでがおすすめです。エネルギーとして糖質を消費することができます。逆に、夜は脂肪をため込みやすい時間帯のため避けた方がいいです。