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シークワーサー

シークワーサー

先日、患者さんにシークワーサーをもらいました。自宅で育てて成った物だそうです。

私は初めて見たのでその小ささにびっくりしました。勝手にグレープフルーツのような感じだと思っていたので。。

シークワーサーと言えば居酒屋にあるシークワーサーサワーくらいしか知りませんでした。

そこでせっかく頂いたのでシークワーサーについて調べてみました。

すると、血糖値の上昇や高血圧の抑制などの効果があることから、近年ではその健康効果に注目が集まっていて「すごく体に良い」ということが分かりました。

今回はこのシークワーサーの健康効果についてお伝えしていこうと思います。

シークワーサーとは?

シークワーサーは収穫時期が長く、時期によって色や風味が変わります。沖縄では、夏から秋にかけて収穫される「青切りシークワーサー」を刺身や焼き魚や揚げ物などに絞ったり、泡盛に加えたりと、料理のアレンジに使うようです。冬場にはオレンジ色で甘味がある「完熟シークワーサー」が生食用として店頭に並ぶようです。
シークワーサーの果実は、直径3~5cmと小ぶりですが、生活習慣病に不安を持つ現代人に適した効能がたっぷり詰まった果物として注目を集めています。

健康効果

ノビレチン
シークワーサーの代表的な栄養といえば、「ノビレチン」です。ノビレチンにはさまざまな効果や効能があり、血糖値上昇抑制作用や発がん抑制作用があるとされている。ほかにも認知症予防や慢性リウマチの予防にも効果があると期待されている。含有量は100gあたり267mgと、柑橘系の中でもダントツに多い。

ビタミンC
シークワーサーはビタミンCも豊富。果汁100gあたり11mgとそこまで多くはないが、ビタミンCは肌質をよくしてくれるとされている。

クエン酸
クエン酸は疲労回復によいとされる成分。スポーツのあとや仕事のあとに飲むのがおすすめです。
ちなみにこれらは皮や種ごと絞った原液に含まれる栄養で、ジュースの場合は含有量がグッと少なくなってしまう。原液を薄めて飲む場合は原液の状態で量を調整すればよいが、市販のジュースは果汁の量をチェックしてから購入するのがオススメです。

効果的な摂り方

シークワーサーは「ノビレチン」の摂取を第1に考えて下さい。

〈他の柑橘類との比較〉
すだち
すだちのノビレチン含有量は100gあたり23mg、ビタミンCは110mg含まれている。ノビレチンは圧倒的にシークワーサーのほうが多く、ビタミンCはすだちのほうが10倍近く多いのが分かる。
かぼす
かぼすのノビレチン含有量は100gあたり89mg、ビタミンCは42mg含まれている。すだちと同じくシークワーサーよりビタミンCは多いが、ノビレチンは少ない。
温州ミカン
温州ミカンは100gあたりノビレチンが24mg、ビタミンCが35g含まれている。
やはりどの柑橘類と比べてみても、シークワーサーのノビレチン含有量が圧倒的に多いことが分かる。一方でビタミンCはほかの柑橘類よりは少ない。

〈効率よく摂る方法〉
シークワーサーは皮や種にノビレチンが豊富に含まれていることから、まるごと絞った果汁を生のまま飲むのがおすすめ。でもこれは現実的ではないので、市販のシークワーサー原液が一番のおすすめです。原液にもいろいろな種類がありますが、国産のシークワーサーをまるごと絞って作られた100%の果汁を選ぶのがおすすめです。保存料などが入っていないタイプを選ぶようにして下さい。

ダイエット効果

2020年に沖縄で、朝晩2回190mlのシークワーサーを摂取するのとプラセボを比較した研究で、明らかに中性脂肪の減少が確認できたそうです。
これはアディポネクチンと言われる「やせホルモン」が増えるからと言われています。体内の脂肪細胞から分泌されるホルモンで、運動して筋肉を使うと筋肉細胞にあるAMPキナーゼという酵素に活性化のスイッチが入り、エネルギーの産生工場であるミトコンドリアに糖代謝や脂肪燃焼の指示を出すことで中性脂肪の減少が促進されるようです。

このようにシークワーサーには様々な健康効果があるようです。参考にしてみて下さい。





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